作品展示室

カスタム鍛造ナイフ


武生ナイフビレッジにて鍛造ナイフを作りました。
自分でデザインし、自分で鉄を叩き、自分で焼をいれたワン・オフ・モデルです。
ナイフ工房でも、このデザインを作ったことが無いと言う事だったので、自分で『ハンマーヘッド型』と命名しました。
実用を考え、ブッシュを切り進み、土を穿り根を切るような構造を考えて、先端がヘラ上のスコップ型になってます。



ペアの湯のみ


自分のデザインした益子焼です。
マル型で、受け皿に埋もれるような構造です。底も丸くしたかったのですが、それは無理でした。
起きあがりこぼしの様に底が重くなって安定してます。
受け皿に、熱を加えておくと中のお茶が冷めないかな?と思ったのですが・・・。
色の設定を白黒のツートンカラーに統一したかったのですが、向こうの職人さんにこういう色にされてしまって…・。もっとこうはっきりとした作品を考えていたのですけどね。



マンダラの皿(径20cm)


自分のデザインしたマンダラを益子焼きでお皿の描いてみました。こんな作品でも描き終るまでに四時間かかりました。丁寧に描くと、皿と目の距離が5cmくらいに近くなって、益子がてらに、棟方志功がなんであんなに近目なのか製作が判ったような気がしました。もっと鮮明で鮮やかな色彩を想像していたのですが、益子焼は地味ですね。明るいタイル画のデザインとして商品化できないかなあ。
マンダラと読んでます。ユングによると、マンダラは自己の精神の描写であると述べられてい
ますが、精神を分析しようという意図で書いていたものではありません。このような図案を何枚
も書きながら、自分独自のパターンによる自分のデザインをと考え製作していたのですが、ふ
と我に帰ると、同様の繰り返しというのは自己模倣の極みであって、そこからは何も発展に至
らないことがわかりました。



上記の皿の原画です。書くときは何も考えず、書いているのだけれど、皿に写すとなると一苦労、考えている事自体を楽しむ傾向にあるので、考え終わった物を再度書き直す行為が苦痛でした。(笑)



マンダラ図案集


初期作品。初めてこの様なデザインをした時の友人の言葉は「頭をお大事に」でした。懐かしい想い出。なおユングによれば、マンダラの書き方で性格が判断できるらしい。私のマンダラは外に向かって刺々しい攻撃型となるのかなあ。



試行錯誤状態です。



自分の作品造りって難しいもので、書いていて、次第に分けがわからなくなって行く状態を経験しました。自然界の生き物を取り入れて見たらばどうなるかなと思って書いた記憶があります。



なんかの紙の裏側に書いてあったもの。いつのものだったかなあ。二進法、3進法と色々試した記憶も残っているけど、その時のものだったかなあ。



もうここまでくれば、自己模倣にしかならないと気付いたわけで、デザイン的な発展は無くなってしまった。完成されたわけではないけどね。





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