日本館



斬鉄剣〈号〉 (出典:ルパン三世)
現代刀もしくは末古刀
所持者 13代目石川五エ門

特質
剣と名付けられているが、正確には剣ではない。打刀である。
斬鉄剣と言う名称は号であり、銘は不明。おそらく無銘であろうと思われる。
典型的な鎬造り、細身で反りが浅く、刃紋が歴代のシリーズで異なるのは、幾度とない激闘で折れたり、刃こぼれをおこしたため、打ちなおし、砥ぎ直しを行った為であろう。(特にマモー戦の損傷は著しい)

 製作については定かであらず、判っている事は、
1.示刀流によって、名刀虎徹、正宗、良兼の三振りを材料として鍛え直し、
2.ルパン二世の開発した斬鉄金属の製法を記した書を12代石川五エ門によって奪われ、日本語訳した巻物が作られた。(本の奥付けにルパン二世のサインあり。)
3.五エ門の持つ雄刀の他、ニ駄エ門の所有する雌刀があり、三百年に一度添い寝をしないと斬れなくなる。(雌刀は溶解した。)
4.エピソード0、ファーストコンタクトによって明かされた、鍵としての役割を持つ。
など、現代刀とも、三百年前の末古刀とも取れる謎の由来が存在する。(三百年前の末古刀とすると、前記の業物虎徹の作刀時期と合致しなくなる。)

 地肌は常に高い温度を保持しており、鉄やダイヤモンドをも斬る事ができるが、唯一こんにゃくが斬れない。不吉の前触れには刀が曇るなど、超自然的なものも備わる妖刀とも言えよう。刃はダイヤより硬いので、同じ斬鉄金属で研ぐのだろうと思われる。
 


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