第1書架「戦術書」


 ここに挙げる書籍は、下記の通り大東亜戦争初期の戦術、戦例をまとめて士官教育に充て
た書籍である。軍国精神論を述べる書物ではなく、あくまでも冷静な戦闘経過を学問するため
のものである。
 主に中国戦線を記載した状況、戦闘経過、教訓と続く書を読んで行くと、現代戦を当てはめ
る事は、(歩兵主力、航空戦術の欠如等の観点から)若干の無理が生じているが、戦術を語る
上では諸々の教訓を示唆している。


 戦後いわゆる共産圏の思想攻勢に晒された日本、及び諸外国の運動家達の著作集であ
る。
 オウムの様に危険極まりない武闘路線を走った一部共産党の体質が解かるものである。今
でこそ、平和路線を走り、思想弾圧を受けた歴史や、戦前から平和を唱えた唯一の党などと
言っているが、思想的に破壊活動を是とし、非合法であった理由が良く判る内容で、それは弾
圧でも何でも無く、当然の成り行きだった。


『禁令』 江戸時代後期の写本
闘戦経(全) 海軍兵学校編 昭和9年 五典書院
『藍軍想定』 
昭和12年改定 『戦術学教程』(巻1、巻2) 陸軍士官学校テキスト
初級幹部 『戦術学教程』(基本戦術、応用戦術及び戦史) 昭和14年改定 武楊堂書店
非売品 戦術研究の参考 第二部編 陸軍大学校将校集会所
想定作為及び戦術統裁法講義緑  陸軍大学校将校集会所 S9 兵書出版社
教官現地演習戦術演習記事  陸軍野戦砲兵学校将校集会所 S5 軍事学指針
軍制学教程 巻二  陸軍士官学校  S19 テキスト
応用戦術(攻撃の部)         陸軍士官学校編纂  S16 成武堂
応用戦術(防御及連続想定の部)  陸軍士官学校編纂  S16 成武堂
学校教練必携 前篇(軍事講話の部)  陸軍省徴募課編纂  S9 帝国在郷軍人会本部
学校教練必携 前篇(軍事講話の部)  陸軍省兵務課編纂  S14 軍人會館出版部
作戦要務令第二部の図解と説明 第一巻戦闘指揮の図解と説明 陸軍少佐斎藤市平  S16 尚兵館
作戦要務令第二部の図解と説明 第二巻攻撃の図解と説明 陸軍少佐斎藤市平  S16 尚兵館
小部隊戦闘法白紙研究 陸軍大尉山崎慶一郎 S17 琢磨社
小戦例集 第一篇  教育総監部編  S18 軍人會館図書部
小戦例集 第二篇  教育総監部編  S18 軍人會館図書部
小戦例集 第三篇  教育総監部編  S18 軍人會館図書部
小戦例集 第四篇  教育総監部編  S18 軍人會館図書部
小戦例集 第四篇  教育総監部編  S18 軍人會館図書部
初級戦術作業の参考  豊橋陸軍予備士官学校 テキスト
大東亜戦争小戦例集 輜重の部  教育総監部編 S18 武揚堂
赤軍野外築城教範
瓦斯防護教範  陸軍少佐斎藤市平  S18 尚兵館
ガリポリにおける上陸作戦
西方戦場に於ける戦車戦(今次大戦) ドイツ陸軍最高統帥部フーベルト・ヴェーボルヘルト少佐著 陸軍機甲本部評 出版不明
楠公の戦術上及精神上の教訓  陸軍中将林弥三吉 S17 兵書出版社
軍事教練関係書籍


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