
偽書収蔵庫
ノットリダマスの大予言 (出典:ゲンジ通信あげだま) |
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著者 ノットリダマス一世
著作年代 16世紀末
所蔵 九鬼雷蔵(ノットリダマス11世)
九鬼家に伝わる秘蔵の予言書。詩篇の形で綴られ、第一章は成り上がりの章からなり、特に、株と土地の値上がりの予言を解読したことによって、九鬼家は一大コンツェルンを築き上げ、その財力はロックフェラーをも凌ぐ。
成り上がりの章に続く野望の章の解読により、世界の王となるべく、ノットリダマスの子孫、九鬼雷蔵ことノットリダマス11世は、怨夜巫女を従え、合成獣を操り、気合の光アゲダマンと、ご町内で騒乱を引き起こすその作戦の根本となる書である。
成り上がりの章、野望の章の他、99巻の存在が判明。
以下予言詩と九鬼家による対訳である(ビデオとして私の所蔵する写本の断章である。)
1話(成り上がりの章に続く野望の章最初の導入)
世界の大王となるもの いくつかの種を合わせ 悪の獣を作るべし 怨夜巫女その獣に乗り 道を切り開かん
怪獣合成マシーンとバトルスーツ作成。九鬼家の執事、佐藤、田中、鈴木、合成獣の素材に決定。一人孫娘九鬼麗、怨夜巫女となり、野望が動き出す。
偉大なる格闘家 丸いリングを降りる年の10の月 災いをもたらす小さき気合の光 地上に落つるなり 気合の光大きくならぬ前に消すべし
千代の富士の引退のこと(対訳、麗)流星が流れ、あげだま参上。気合の光の正体を知るべく、合成獣冷象虎を作成、気合の光と初会戦。(氷+象+虎+佐藤)
2話
世界を征服(支配)しようとするものは地道に努力するべし 土竜の如く地に潜り 鯰の如く暴れるべし
いままで地道に努力した自分を語る予言の後半は、世界征服のためにまず地下を支配しろ、と世界征服にさきがけて土木工事。地下基地を作ろうと合成獣、鯰土竜を作成。(対訳、雷蔵)麗によってマラソン大会の妨害のみに使用。(鯰+土竜+田中)
3話
同じ年の10の月 チリも積もれば山となり 一人の大王その地を支配する ほこりを失った人々地にひれ伏し つまるところ全てを失う
塵をひとつひとつ集めるよう努力し、今の地を築いた自分を語る詩のほこりの意味に悩む。町中の埃を集めれば、皆大地にひれ伏すに違いない。(対訳、雷蔵)合成獣、掃除鬼を作成、塵紙交換に精を出すが、アゲダマンと対戦、掃除機が詰まって(つまるところ)敗退。全てを失う。(対訳、田中、鈴木)(牛+巨大掃除機+佐藤)
4話
強大な石とはさみと紙を操ることによって あらゆる戦いに勝ち その国は大きな王のものとなる
麗と雷蔵が、対訳をめぐりじゃんけんをしてひらめいた。じゃんけんが強いと世界征服ができる。合成獣、雀犬をつくり、じゃんけんエネルギーを吸い取りまわった。(雀+犬+じゃんけんの強い田中)
5話
愚かなる者が袋の鼠になるとき 大いなる者は賞賛の声に包まれる
鼠の様な町の愚か者共を袋の中に閉じ込めれば、大いなる者であるこのノットリダマス11世は、世界中の賢者から賞賛される。(対訳、雷蔵)
愚かなる合成獣、袋の鼠が、絶体絶命になったとき、でっかくなったアゲダマンが皆から賞賛される。(対訳、田中)かなり曲解(鼠+袋+鈴木)
6話
おそろしき怪獣、かに座の方向より来る 足を失いし人々 前に進むことままならず 地にひれ伏して王の登場を祈る
怪獣が町の奴らの足を奪い、前に歩けなくなる。(対訳、雷蔵)合成獣カニあるきで、町の人々を横歩きにさせる。(カニ+そこにある木+じゃんけんでちょきを出した鈴木)
7話
踊るは楽し 踊れよマンボ 全てを忘れて踊りまくれば 人々の気力は踊りだけに注がれ 王を称えるだろう
古今東西の踊りを流行させ、人を夢中にさせれば、世界征服もたやすい。阿波踊り、これぞ王を称える踊り、皆で偉いやっちゃ偉いやっちゃと歌う。(対訳、雷蔵)
合成獣お祭りマンボを作り、町民に阿波踊りをさせた。珍しく、偉いやっちゃと阿波踊りをし、成就された予言である。(
8話
東に本音より建前を優先させ、NOと言えぬ国あり 大王八つの足を持つ木を使い建前を吸い尽くせば 国たちまち乱れ 征服も容易なり
最初の言は日本だと解かるが、八つの足を持つ木で悩み、たこ焼きを見て、蛸八木と曲解(対訳、雷蔵)人に本音を言わせる合成獣蛸磁木を作る。(木+活きの良い蛸+磁石+鈴木)
9話
ふにゃらら(シミで読めず)には天使の心と悪魔の心二つあり すなわち悪魔の心が目覚めれば この世界は闇に包まれ支配者の思うが侭になる
ふにゃららには人間しか思いつかない執事達をよそに、シミがあって読めない→嫁無いと理解、独身の男から悪魔の心を目覚めさせれば良いと判断(対訳、麗)合成獣アー熊を作り、心を入れ替えた。(やる気の無い熊+唯一の独身鈴木&砂+炭で(サタン)でパワーアップ)
10話
9の年の9の月の9の日 空より恐怖のそよ風吹きよせ 人々涙にむせび息を弾ませ地に這う
この世の終わりを解読、後にコショウの効きすぎたラーメンを食ってのたうち回っている佐藤を見て、コショウを食らって涙にむせび息を弾ませ地に這うと解読、(対訳、雷蔵)町中のコショウを集め空中で爆発させ、大ハクションを起こさせる作戦を合成獣子ショウビンにより決行。(子豹+ビン+偽江戸っ子で子豹をコショウと発音した佐藤)
11話
欠 落
12話
判官びいきがあまねく行き渡ればこの世は天国 やがて世界はひとつとなる
判官びいき=弱いものに同情すること(執事)
裁判官が悪人にひいきしてどんどん裁判をやれば、この世は悪の天国になり世界征服できる。(対訳、雷蔵)合成獣サイ判官を使い、麗の個人的恨み晴らしに使われる。(サイ+桜吹雪の肌襦袢+えこひいきされた佐藤)
13話
世界に花火を打ち上げ 我が一族の名を知らしめよ 風の貴公子を打ち破りし時 世界は我が一族にひざまづかん
風の貴公子=風の又三郎(雷蔵、麗の想像)
世界が注目しているF1グランプリに、ノットリダマスチームが参加してセナを打ち破れば、その名が世界に知れ渡り、メジャーになれる。(対訳、雷蔵)合成獣四鏡吠犬(フォーミラーワン)を作成、アゲダマンと大戦、自分が花火になって爆散、新聞に載ってメジャーになる。(九鬼グループ2000馬力VRエンジン+九鬼タイヤ+四枚の鏡+犬+ミラーではなくミュラーだと訂正した田中)
14話
この世を動かす者は影で糸を紡ぎ操り 決して人の目に触れることなし これぞ真の支配者なり
影で糸を操る黒子が支配者には必要、(対訳、雷蔵)合成獣見えぬクモは麗の学芸会の横槍に使用された。(クモ+焼き海苔+マジックハンド+クモが嫌いで隠れた鈴木)
15話
縁の下の力持ちが表舞台に出られたとき 人々はがらりと変わり 新しき世界が誕生するであろう
正月に関する作戦を立てたいと、雷蔵が見つける。縁の下で餅を焼き、その餅が膨れて家の中まで出たとき、人々の性格はがらりと変わり世の中はメチャクチャになる。その時こそ世界征服が出来る。(対訳、麗)合成獣縁の下の力餅を作成。(餅米+七厘+ひっくり蛙+餅食った田中)
16話
10本足の梟他人の巣を奪って飛び回る 巣の無い社会は大いに乱れ 巷に溢れた人々は王のひさしに寄り添うだろう
10本足の梟=合成獣の事だろう。巣をうという意味に悩む雷蔵に「す」の字のつく物を全部消す事を提案(対訳、麗)合成獣墨ぶくろうによって片っ端から「す」を墨で消しまわった。(梟+イカ+電話帳+百科辞典+名にすのつく鈴木 す好きだから)
17話
最強戦士の作り方 選手はより早く より高く より強くを理想とせよ さすれば五つの輪をも制するものなり
最強戦士(麗)最強選手(雷蔵)二人の思惑は違えども、これら作成のためそのエキスを人々から吸いとりまくった。因みに五つの輪とは戦士のする腕輪と解釈している(対訳、麗)集めたエキスをドーピングすると合成獣エキスパンダは巨大化した。(パンダのぬいぐるみ(後のPC郎)ぱんちゃん+高麗人参エキス+田中)
18話
大王丸い格闘技場に大きないちょう男を放つ その男綱をはり 人や国を張り倒さん
土俵に大胃腸男を想像した麗と雷蔵に、いちょうとは髷のことと鈴木が発言、合成獣でとてつもない力士を相撲界に送って横綱にして世界を征服する。(ドス+鯉+間違って落ちた麗)
19話
二つの家が結ばれし時 その前兆に紅色の柔らかき一団が現れ 縁結びとなりぬ
成金九鬼家と名門夢小路家との結婚をまとめる為に引いた予言。(雷蔵の独断行動)曰ゆるお見合いゲームトントン紅くらげ団の横槍に使用。プライドの高い麗の忠告を無視して合成獣紅くらげが乱入。(紅しょうが+くらげ+佐藤)
20話
愛しのマイホームが手招きすれば 人間は家の虜になるものなり
招き猫つきのマイホームで人間を捕虜にすれば世界征服もし易くなる(対訳、雷蔵)合成獣マイマイホームが木に作った家に人々を閉じ込めた。(ヤドカリ+招き猫+佐藤)
21話
爪楊枝の先端が鋭く尖り あらゆる物を突き刺すとき 刺されたものは崩れ去り 世界征服は間近になる
妻が仕事の用事用事で家庭を顧みず、あらゆる分野に進出して爪楊枝のような鋭い仕事振りで男を突き刺したとき、男社会は脆くも崩れ去り、社会は混乱して世界征服もたやすい(対訳、雷蔵)そうすれば子たちは愛を求めてTVで訴えかけ、それを見たお母様が働き過ぎを反省して家に戻って来る。(作戦、麗)合成獣つまようじ(ハリネズミ+爪楊枝+システム手帳+近頃妻にがつんと言いたい田中が志願)
22話
天下を支配するもの敵多し 王は自ら己を守り敵を排除すべし これ王道の鉄則なり
ワシのような成功者は妬まれたり恨まれたりするので、支配者には近衛兵が、むしろ影の軍団が必要。九鬼一族を守り、妨害するものを妨害する合成獣が必要。(対訳、雷蔵)合成獣ボーガイを作成。(ヤリガイ+帽子+ヤリガイの形からうんこを連想し直訴した鈴木)
23話
気合の災いは元から断たなきや駄目 時を越えし獣気合の光輝きだす前に光を消すべし
雷蔵の大事にしていた壺を割ってしまった麗が、タイムマシンで壺が割れるのを防ごうとして預言書を見るが、雷蔵に見つかってとっさにアゲダマンを倒す方法と言い訳。合成獣タイム虎ベラーを作成。(田中+虎模様のネコ+靴べら 滑る時のバナナの皮)
24話
笑う門には福来る 笑わない門には征服の旗が立つ
麗の閃きである、笑う門=わらうもん=笑う者という解釈に従って、人から笑いを取れば元気がなくなりたやすく世界征服ができる(対訳、麗)合成獣輪ライトっチャウチャウを作成。最後に田舎に帰ろうとして九鬼家の門の前で別れを告げる鈴木が手に持った郷里の手紙が上り旗で、そこに書かれていた「制服あります」の宣伝文句が、笑わない門には制服の旗が立つという予言であった。(鈴木+蛍光灯+チャウチャウ)
25話から36話まで
欠 落
37話
偉大なる王あり その墓巨大なること類をみず 神聖にして侵すべからず その墓を暴きし者には大いなる災いあり しかし黒き衣をまといし者記憶戻りし時 墓は瓦礫の山となるであろう
生きている内に何かすると墓を作る決意をし、完成した前方後円ピラミッドを麗に見せるために呼び寄せる途中で、麗が記憶喪失になる。黒い衣をまとい、あげだまと共に雷蔵と敵対、合成獣災いアリと戦うが、麗の一言で、墓は瓦礫の山となり、記憶を取り戻す。宮崎アニメのパクリである。(柔道着+蟻+大きい奴なので、田中)
38話
ある時愚かなる者偽のノットリダマスの霊を呼び出し大予言をさせしが 嘘から真はでず 大失敗に終わる
大予言を直接本人から聞くべく霊媒師を使って予言を解釈させ合成獣霊コンを作る。雷蔵を裏切って独断している事を悩む麗だが、その計画は予言書に記されているものだった。(レンコン+0ゼッケン付き狐+社長になりたかった田中)
39話
王たる者贅沢を慎み日々倹約するべし 生まれたるときも人は皆裸なり
雷蔵に倹約を言い渡され、一文無しになる麗のアルバイトの話。合成獣マル鵜の男に金を巻き上げられた。(丸太+PC郎+鵜)大予言というより人生訓になっている。
40話
未完の大器がやる気を無くしサジを投げたとき 新しき支配者が笑い声とともに登場するなり
人間がやる気を無くせばいい、その時新しき支配者が誕生する。細かい予言は無視無視。(対訳、鈴木)鈴木のお見合いにかこつけてこっそりと予言を実行し、合成獣蜜柑星を作成、人々に蜜柑を食わせてやる気を無くさせた。怨夜巫女が現れたことで、やる気を無くし、サジを投げると新しき支配者として笑いながらアゲダマンが登場し(対訳、田中、佐藤)負けじと怨夜巫女との笑い対決になる。(蜜柑+コンペイトウ+鈴木)
41話
偉き人その身分を隠し野に下る そして強きを挫き弱きを助ける これ王道の第一歩なり
水戸黄門漫遊記である。ここら辺は大予言でも何でも無い。(九鬼の印鑑+家紋入り腹掛け+落ち込んでいる佐藤)合成獣大印官
42話
大王たるもの常に後継者を育てるべし 大王後継者に島を与え君臨させ 帝王学を学ばせるなり
南の島にミニノットリダマス帝国を(麗様アイランド)作り、麗に統治させ、帝王学を学ばせる。何が予言なのであろうか?(ちょび髭+海星+虎年の佐藤)合成獣アドリブヒトラー
43話
42話の続きで予言引用無し(鯖+猪+シップ薬+麗)合成獣鯖亥貼作成
44話
欠 落
45話
欠 落
46話
シンドウ現る 初めは純真にして無垢であるが 林檎を食らい知恵をつけ恐怖の××となる
地震がおきて震動現る(対訳、雷蔵)神童と気付き、こいつに林檎を食わせる。そいでもってこき使えばわしが王になる。(対訳、雷蔵)後にPC郎によってインクで汚れた所に大王と記されている事が判明。モデムとイーハブ初登場。(えーと不満を言った田中+林檎+蛇)合成獣リンゴ蛇
47話
悪の女王その正体を披露する盛大な仮面舞踏会を開くとき 巨大かつ凶暴な貝 優雅に舞人々をひれ伏させる
麗の誕生日に仮面舞踏会を開き、その席で怨夜巫女である事を発表し、合成獣を暴れさせる事によって、今こそその存在を世界中に知らしめるということ(対訳、モデム、イーハブ)(甲羅にんと書いた亀+ほら貝+柔道四級の鈴木)合成獣亀ん武道貝を作成。
48話
予言引用されず
49話
最後の決戦の時は来たれり 未知のパワーを持った(秘めた)新たなる超人現れ 支配者に立ち向かう[もう一人のヒーローを倒す]
「一種の超人だったりして」という田中の一言に麗がひらめく、超人=町人、未知のパワーを持った町人と解釈し、いぶきがワンダーいぶき(仮)に変換する。後半はモデムによって書き換えられている。
50話
影に徹する王者あり 表に現れる事無く 嵐を巻き起こし風と共に去りぬ
王者は軽々しく表に出る事無く・・・(モデムにPC郎の解釈は遮られる)実は麗の両親のことを予言していた詩である。
51話
予言引用されず
以 上 |
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