世界館

ドラゴン殺し (出典:ベルセルク)
製作年代 物語の数十年前
所持者 ガッツ

 名工ゴドーにより鍛えられた巨大な剣。両刃でかなり肉厚、全長はガッツの身の丈以上。本編の言葉を引用すれば、
 「それは剣というには余りにも大きすぎた 大きく ぶ厚く 重く そして大雑把すぎた それはまさに鉄塊だった。」
 ゴドーがかつて領主に『ドラゴンを打ち殺せる様な剣』を献上しろと要求され、作り上げた刀剣は誰にも使えない、道具の本質から外れた代物になった。
 扱う事の出来無い剣故に危うく吊し首となりかけて爾来、ゴドーは戒めとして之を工房に飾ったが、ガッツがこれとめぐり合うことで、剣に命を吹き込んだ。
 片手で楽々と振り回し、一振りで5人以上を斬り倒し、幅広の剣は盾としても利用、威力は凄まじいが人を斬る為の剣では無いので、即死しないと重症に悶え苦しむ事になる。
 斬魔刀と呼ばれたり、ダンビラと言ったり、剣自体には特定の名称は付けられていないようである。ドラゴンころしも又、ゴドーの付けた通り名なのだろう。
 作としては鋼の一枚板だと思われる。剥き身で鞘は無い。フックとチェーンベルとの2点止めで背負う。


トップへ
戻る
前へ
次へ