日本館



風林火山 (出典:風魔の小次郎)
刀工  神(自然木?)
制作年代  約4千年前

柳生蘭子の家に代々伝わった伝説の剛刀。木刀である。
4千年前、大地の邪悪を討ち静めるために神が創りし10本の聖剣のひとつ。
神は言った。大地に光なし、されど天に光あるが如く地に10本の聖剣あり。
その聖剣の力我に等しく、一度振るえば天地をも揺るがす。
大いなる聖剣、正義の心あるものが手にすれば、大地に希望の風を呼び起こし、邪悪なる心のものつかさどれば、この世に暗雲を呼び起こす。…と。
はるか昔、10本の聖剣(風林火山 黄金剣 雷光剣 紅蓮剣 紫煌剣 十字剣 征嵐剣 幻夢氷翔剣 白朧剣 鳳凰天舞)を守護する10人の戦士がカオスとコスモスに別れて対峙し、剣の聖地で行った聖剣争奪の闘い以来、果てる事の無い輪廻の中で戦士たちは生まれ変わりながら闘いの歴史を繰り返してきた。
剣は意志を持ち、生まれ変わりの戦士を選ぶ。
風林火山は木刀の形態を採っているが、その威力は石灯篭位は難なく両断し、撲殺のみではなく斬ることも可能である。
日本剣術から派生した木刀には、流派によって長さや太さに様々なバリエーションが存在するが、風林火山については一切が不明。ただ、切っ先が平らに処理されている事から突きを目的外とした剣術派であることは間違いないだろう。4千年前に流派が存在するならばの話ではあるが…。

静寂と地平線の大地「聖地」にて行われた最期の戦いで、9本の聖剣を相手に一歩も引かず、闘いの最中に生じた亀裂が風林火山の真の力を呼び起こし、光と共に8本の剣を従えて華悪巣の持つ鳳凰天舞を打ち砕く。後、風林火山によって聖剣はすべて破壊消滅、剣に宿命付けられていた輪廻のくびきを解放した。
なんで全ての戦士は学生服なんだとか、なんで武田信玄?孫子?が4千年前に引用されてるんだとか、なんで木刀の形式が4千年前あるんだとか、剣のネーミングが4千年前とは思えないとか等々のツッコミは無視。どう贔屓目に妄想しても解釈できない…ので。


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